羊之歌(Sheep s Song)

****故事介绍****
   高城一砂幼年丧母，由其父亲的好友江田夫妇抚养成人。
   一天，一砂在美术部给八重樫当模特时突然晕倒，然后就像被什么指引着一样回到了自己过去的家。在那里遇到了姐姐千砂，并从她那里得知高城家的人都会得一种怪病——像吸血鬼一样对人血产生渴望。
   一天，一砂在八重樫面前发病，发现了自己也患有这种怪病。看着痛苦万分的一砂。千砂想要把自己的血献给他。“难道无论怎样挣扎，也无可奈何？”

****人物介绍****

高城一砂は、幼い頃に母を亡くし、父の友人である
江田夫妻の元でごく普通の生活を送っていた。

しかし、淡い想いを抱く美術部の八重樫に頼まれ、モデルをしているとき、
真っ赤な絵のを見て倒れてしまう。

その後、何かに導かれるようにかつて暮らしていた我が家で姉の千砂と再会する。

父の死すら知らされていなかった一砂は、姉から高城家の「病」の事を聞かされる。
その病とは吸血鬼のように他人の血が欲しくなるという奇病であり、

千砂自身もその病に冒されていた。

そして、一砂も八重樫の前で発作を起こす。
一砂も同じ奇病を持っていたのだ。
千砂は発作の時に飲みなさいと薬を渡す。


しかし、発作に苦しみながらも一砂は薬を飲もうとしない。
これを飲むと元の自分に戻れない気がして。

そんな一砂に千砂は自らの血を与えようとする。

「笑わない女は嫌いなんだ」

他人の血が欲しくなる…高城家の’病’に犯されている事を自覚した一砂は、
想いを寄せる八重樫にそう言い放ち、人との距離を取り始める。

しかし、八重樫の前で発作を起こした一砂は、
自分の血を飲み、その場をしのぐ。

薬をのんでも発作が収まらない一砂に、 千砂は再び自分の血を与える.

「あなたを癒すことができるのは、私しかいないのよ…」 　
千砂は、一砂にこの家で一緒に暮らさないかと告げる。

一砂の病気を知った八重樫は、詳しく聞かせてと懇願するが、
巻き込みたくない一砂は拒否する。
そして、八重樫は 一砂が好きたから、 傍に居たいからと、
ペインティングナイフで指を切り、その手を一砂に差し出す。
  
「血が…、要るんでしょ…
高城君がどんどん遠くへ行っちゃうの嫌だから…。
だから…いいの…飲んで…」と。  


２人きりで暮らし始めた一砂と千砂。

一砂は一つずつ今までの生活を切り離していく。
江田の家、学校の友人、そして八重樫…。

治る見込みの無い高城の血の病、そして先の見えない未来。

人を傷つけてまで生きる理由を見出せない一砂は、
発作を起こしても千砂の血を飲むことを拒む。
  

「こんな風に生きていくの…嫌なんだ…」  
一砂に父親の姿を重ねていることを自覚しつつも、
一砂を必要とする千砂。  
２人の関係はただの姉弟では無くなり始めていた…  


これまでに無い強烈な発作に襲われた一砂は
千砂の首筋に噛付き、その渇きを癒す。

二人の結びつきは更に深くなっていた。

しかし、千砂の身体は発作を抑える薬に耐えられなくなり、
水無瀬は入院を勧めていた。
江田夫妻は二人を養子に迎えることを提案してきた。

それぞれの形で二人を助けようと、護ろうとするが、
千砂と一砂はそれを受け入れようとしなかった。

高城の血は自分たちが背負っていくしかないからと。  
その生き様は、二人の両親に似ていた。  
悲劇に終わった、姉弟の両親の運命に…。


STAFF  
原作：冬目　景
監督·脚本·絵コンテ：杉井　ギサブロー「タッチ」
キャラクターデザイン：瀬尾　博康「マクロスプラス」
美術監督：金村　勝義
音響監督：藤山　房伸「陽だまりの樹」
音楽製作：インターコミュニケーションズ
製作：マッド·ハウス
製作：羊のうた製作委員会
発売元：G-STATION
販売元：ケングルーヴ
COPYRIGHT：2003　冬目景/幻冬舎コミックス
           /「羊のうた」製作委員会

CAST

高城 千砂：林原 めぐみ「らんま１/２」女らんま

高城 一砂：関 智一「キャプテン翼」大空翼

八重樫 葉：雪野 五月「犬夜叉」かごめ
江田 新：小杉 十郎太「金田一少年の事件簿」剣持
江田 夏子：佐々木 瑶子
水無瀬：三木 眞一郎
木の下：鈴村 健一
   
主題歌
Destiny ～宿命～ （千砂＆一砂)
作詞：野田 礼子
作曲·編曲：高橋 哲也